Readerz.Netトップページに戻る | 前のページに戻る

該当商品
Amazon.co.jpで商品の詳細を表示
The Guns of Navarone

Alistair MacLean
ペーパーバック
カスタマーレビューはありません。
Amazon.co.jpで商品の詳細を表示
Where Eagles Dare; H. M. S. Ulysses; Ice Station Zebra; When Eight Bells Toll; Guns Of Navarone

Alistair MacLean
ハードカバー
カスタマーレビューはありません。
Amazon.co.jpで商品の詳細を表示
H.M.S. Ulysses / The Guns of Navarone / Where Eagles Dare / Force Ten from Navarone

Alistair Maclean
ハードカバー
カスタマーレビューはありません。
書籍の詳細

ナヴァロンの要塞

ナヴァロンの要塞』(ナヴァロンのようさい、The Guns of Navarone)は、イギリスの作家アリステア・マクリーンが1957年に発表した戦争小説である。1961年に映画化され、小説・映画ともども評判となった。映画の邦題は『ナバロンの要塞』である。

本作の成功により、アリステア・マクリーンは11年後の1968年にマロリー、アンドレア、ミラーの登場する続篇『ナヴァロンの嵐』(Force 10 from Navarone)を書いた。また、後日、サム・ルウェリンによってやはりこの3人が登場する続篇『ナヴァロンの風雲』(Storm force of Navarone、1996年、日本語訳:ハヤカワ文庫 2001年)と『ナヴァロンの雷鳴』(Thundervolt of Navarone、1998年、日本語訳:ハヤカワ文庫 2002年)が書かれている。

登場人物

  • キース・マロリー - 隊長。砂漠挺進隊大尉。ニュージーランド出身の世界的な登山家。
  • アンドレア - ギリシャ陸軍の元中佐。マロリーとクレタ島で後方撹乱戦を行っていた。
  • ミラー - 陸軍伍長。爆薬と破壊工作の専門家。アメリカ人。通称「フケツ」(Dusty)。
  • スティーブンズ - 海軍大尉。登山家。
  • ブラウン - 海軍電信兵曹。船舶機関士の経歴を持つ。
  • ジェンセン - 海軍大佐。後方撹乱作戦の指揮官。
  • ルーキ - ナヴァロン島の連合軍協力者。
  • パナイス - 同

あらすじ

第二次世界大戦中の1943年、イギリス軍の将兵2,000名がドイツ軍占領地に囲まれたギリシャ・エーゲ海のケロス島で孤立した。しかしそこから海路脱出するには、その南にあるナヴァロン島に配備された2門の巨砲の射程内を通過しなければならない。ナヴァロンの巨砲にはすでに巡洋艦や駆逐艦が何隻も撃沈されており、この巨砲を無力化しない限り、ケロス島からの脱出は不可能だった。

イギリス海空軍は何度もナヴァロン攻撃を試みたが、その巨砲は岩肌をくりぬいて作られた穴に設置された難攻不落の要塞に置かれており、爆撃も空挺降下もことごとく失敗してしまう。万策尽きたまま、ドイツの総攻撃まであと1週間というときに投入された最後の部隊が世界的な登山家マロリーの率いる一隊だった。彼らは、登攀不能と思われているためそこだけドイツ軍の警備が行われていないナヴァロン島南面の400フィートの断崖をよじ登り、島に侵入しようというのである。

偽装した老朽漁船でナヴァロン島に辿り着いた彼らは、嵐の中、苦闘の末に断崖を登りきるが、どうやら自分たちの行動が敵に筒抜けになっているらしいことに気づく。

日本語訳

いずれも平井イサク訳、早川書房刊行。

  • 『ナヴァロンの要塞』ハヤカワ・ポケットブック(HPB958)、1966年
  • 『ナヴァロンの要塞』ハヤカワ・ノヴェルズ、1971年
  • 『ナヴァロンの要塞』ハヤカワ文庫(NV131)、1977年、ISBN978-4150401313

映画

1961年のアメリカ映画『ナバロンの要塞』は、1962年の第34回アカデミー賞の特殊効果賞、および第19回ゴールデングローブ賞の作品賞(ドラマ部門)を受賞した。同時に、音楽担当のディミトリー・ティオムキンは本作品において同ゴールデングローブ賞の音楽賞を受賞した。また本作はイーストマン・カラー、シネマスコープ作品として撮影された。

撮影にあたっては、ギリシャ政府、現地のギリシャ人、およびギリシャ軍(陸・海・空軍)と、イギリス軍の全面協力があった。冒頭のクレジットでその旨と、撮影に協力したギリシャ人に向けてのメッセージがある。 赤狩りでイギリスに亡命した製作兼脚色のカール・フォアマンは「戦場にかける橋」の勢いでハリウッド復帰を目指し豪華キャストで臨んだがキース・マロリー大尉はケーリー・グラントとウィリアム・ホールデンに辞退されグレゴリー・ペックに承諾されミラー伍長もディーン・マーティンからデヴィッド・ニーヴンに変更された経緯がある。

概要

戦争映画ではあるが、戦闘シーン自体はあまりなく、アクション・冒険映画の要素が多分に入っている。また人間ドラマとして「戦争と人間」というテーマにも挑戦している。

嵐のシーンは、巨大プールの中に船を作り込み油圧で動かしつつ、潜水夫をスタンバイさせ水流を吹き付けるという手法が取られた。

戦車・半装軌車類は、ギリシャ軍のものにドイツ軍風のマークと数字を書き入れただけであり、ナチス風に見せようという程度のものだが、ギリシャ軍・イギリス軍全面協力だけあって、航空機(飛行艇や偵察機)、艦船など、質より量で圧倒している。

あらすじ

「ギリシャ、エーゲ海の島々は、数々の伝説の舞台となってきた」

第二次世界大戦中、1943年。イギリス軍の将兵2,000名が、ギリシャのケロス島で孤立した。軍事的にはさほど重要な拠点ではないが、中立を保っていたトルコと目と鼻の先にある島である。ナチス・ドイツはトルコを味方に引き入れるため、精鋭部隊をもって、ケロス島のイギリス軍部隊を全滅させようという示威作戦を立案した。

その情報を1週間前に察知した連合軍は、部隊を撤退させるために駆逐艦6隻をケロス島へ向けるべく、救出作戦を準備する。しかし、隣のナバロン島では、ドイツ軍のレーダー照準式要塞砲2門が海峡を睨んでいた。これを破壊するために、航空爆撃作戦が行われるが、崖の頂上が出っ張っており、砲は洞窟の中に設置されているため、破壊できない。逆に、1日の爆撃作戦で18名も喪失してしまった。まさに難攻不落の要塞である。しかし、ナバロン島の南の崖だけは、400フィート(約122m)のほぼ垂直の絶壁になっていて誰も登れないため、見張りの歩哨がいないとの情報が、地元レジスタンスから寄せられた。

そこでジェンセン准将は、少数の精鋭部隊で要塞に潜入し、直接爆破する作戦を計画する。具体的な立案はフランクリン少佐が行い、彼自身も同行する。フランクリンの盟友で、ギリシャ語とドイツ語ができるマロリー大尉は、天才的な登山家で、誰も登れないと言われていた絶壁を登り、他のメンバーを引き上げるために呼び出された。そのほか、化学の専門家 (教授) で爆薬の天才、アフリカでロンメルの指揮所を(「隣の孤児院のガラス一枚割らずに」)爆破したが、昇進を断り続けるミラー伍長。ギリシャ軍の将校かつレジスタンス闘士のスタブロス大佐。スペイン内戦以来の闘士で、機械の専門家で無線連絡を担当するブラウン。父親がナバロン抵抗組織のリーダーで、殺しの達人パパディモス。誰をとってもプロフェッショナルで、一癖も二癖もある人物ばかりである。しかもジェンセン准将は、「作戦は成功しないだろう。失うには惜しい連中だが、成功する望みもあるかもしれない」程度に考えていた。

しかし、ケロス島のイギリス軍将兵と、彼らの救援に向かう駆逐艦の命運は、確実にこれら戦士達の勇気と努力にかかっていた。彼らは途中でパパディモスの姉・マリアたちがいる地元のレジスタンスと合流しながら、要塞の爆破に挑む。ナバロン島で彼らを待ち受けていたのは、ドイツ軍だけではなかった。海路、嵐に見舞われ、食糧など物資を失っただけでなく、フランクリンは絶壁を登る時に滑落し、重傷を負ってしまう。マロリーが代わりに指揮を行うが、危険な目に遭い続け、道中のマンドラコス村ではドイツ軍に捕らえられてしまう。何とかこの最大のピンチを切り抜けた(ここを立ち去る時、フランクリンを負傷兵として残す)彼らだが、判明したのは仲間の裏切りであった。

「このナバロンをめぐる七日間は、現代の伝説となった」

スタッフ

  • 原作 - アリステア・マクリーン
  • 脚本 - カール・フォアマン
  • 監督 - J・リー・トンプソン
  • 撮影 - オズワルド・モリス
  • 音楽 - ディミトリ・ティオムキン
  • 製作 - カール・フォアマン

キャスト

  • ソフト版:DVDはデラックス・コレクターズ・エディションのみ収録
  • NET版:初回放送1972年10月7日、14日『土曜映画劇場』
  • フジテレビ版:初回放送1982年12月11日『ゴールデン洋画劇場』
  • TBS版:初回放送1986年3月10日『月曜ロードショー』

アカデミー賞受賞/ノミネート

脚注

外部リンク

  • ナバロンの要塞 - allcinema
  • ナバロンの要塞 - KINENOTE
  • The Guns of Navarone - AllMovie
  • The Guns of Navarone - インターネット・ムービー・データベース(英語)


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Readerz.Netトップページに戻る | 前のページに戻る