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ジュマンジ

クリス・ヴァン・オールズバーグ
Chris Van Allsburg
大型本
ほるぷ出版
書籍の詳細

ジュマンジ

ジュマンジ』(JUMANJI)は、1982年に発表された絵本、およびそれに登場するボードゲーム名。

1995年には同名の映画が製作された。また、2017年にも同名映画の続編が公開される予定。

絵本

ジャングルをテーマにしたボードゲームについての物語で、プレイヤーの姉弟がゲームをしていると、プレイヤーのもとに本物の動物たちが魔法のように現れる。

  • ジュマンジ」(クリス・ヴァン・オールズバーグ著、辺見まさなお翻訳)ほるぷ出版 ISBN 4593501814

映画

同名絵本を原作として製作されたアドベンチャー・ファンタジー映画。作者のクリス・ヴァン・オールズバーグは脚本の草案を提供し、「ミステリーとシュールレアリズムの質を以て、映画を盛り上げたい」と語っている。

原作は幼い姉弟の物語だったが、映画はアラン少年が主人公で、父と息子の絆がストーリーの主軸になっており、スキー事故で亡くなったジュディとピーターの両親をタイムパラドックスで取り戻すことにより、伏線を回収している。現実に起きるさまざまな現象や動物は、CG、アニマトロニクス、ミニチュアを駆使して製作された。当時において最先端の技術であった3DCGをふんだんに使うことで、本作品は注目された。また、ジョナサン・ハイドがアランを愛する父親と、アランを執拗に追うハンターの二役を演じている。

2005年には、ヴァン・オールズバーグ原作で『ジュマンジ』と同様のプロットを持つ『ザスーラ』が精神的続編として公開された。

ストーリー

1869年、深夜の森を馬車に乗って進む2人の少年たち。なぜか怯えた様子の彼らは、持っていた木箱を地面に掘った穴に埋めて足早に立ち去った。

それから100年後の1969年、大規模な製靴工場を経営し、町の名士でもあるサミュエル・アラン・パリッシュの息子アラン・パリッシュは、厳格な父親に反感を抱いていた。ある日、いじめっ子にいじめられた彼は工場の近くにある工事現場で太鼓のような音を聞き、土の中から古い木箱を掘り出した。中には「ジュマンジ」という名のボードゲームが入っていて、興味本位で友達の少女サラと共にゲームを始めてみると、次々と不思議なことが起きた。このゲームは、サイコロを振った結果が実際に生じる魔法のゲームだったのだ。一旦ゲームを始めれば、誰かがゴールして「ジュマンジ」と唱えるまで、奇想天外な現象は止まることはない。そしてアランはサイコロを振った結果、5か8の目が出るまでゲームの中のジャングルに閉じ込められてしまう。

26年後の1995年。かつてアランが住んでいたパリッシュ邸にジュディとピーターという姉弟が引っ越してきた。彼らは両親を亡くして心を閉ざしていたが、ある時屋根裏部屋で不思議な太鼓の音がするボードを発見する。開けてみるとそれは「ジュマンジ」と書かれたゲーム盤だった。ゲームを始めた2人は、「巨大な蚊」や「イタズラ好きな猿」「ライオン」をゲーム盤から召喚してしまう。その際、サイコロの5の目を出したことから、26年ぶりに大人になったアランがジャングルから呼び戻される。ジュマンジをクリアするには、26年前のプレイヤーであるアランとサラを加えて、4人でゲームを進める必要があったのだ。

しかし、屋敷は「巨大な食虫植物」が生い茂り、アランを執拗に付け狙う冷酷非情なハンターのヴァン・ペルトが現れたり、動物たちが暴走したり、洪水になってワニに襲われたりと、様々な試練が4人に襲いかかり、街は大パニックになる。その後も、ピーターが猿化したり、床が沈みこんだり、巨大クモの集団に襲われたりと、ゲームは過激さを増していく。巨大地震で屋敷が倒壊する中、ヴァン・ペルトに銃を突きつけられたアランは、手に握ったサイコロを落とす。そのサイコロの目によりゴールに到達したアランが「ジュマンジ」と唱えたことで、これまで召喚したヴァン・ペルトや全ての動物たちが、ゲーム盤に吸い込まれるのであった。気が付くと、アランとサラは26年前の子供時代に戻っていた。アランは未来で亡くなっていた父親と再会を果たして謝罪し、親子の絆を再確認する。そして、「ジュマンジ」を大量の重りでくくりつけて川へ流し、次第に大人だった頃の記憶が薄れゆく中、アランとサラはキスを交わす。

それから26年後、アランとサラは結婚し、順調に父親から継いだ会社経営をしていた。クリスマスパーティーを開いた2人は、アランの会社に就職するジュディ達の両親と共にパーティーに出席した、ジュマンジを知らないジュディとピーターの2人と再会を果たす。アラン達は、スキー旅行に行こうとするジュディ達の両親を引き止めて未来を変え、2人を温かく迎え入れた。

そして、とある海岸では2人の少女が太鼓のような音を聞きながら砂浜を歩いていた。その先の砂に埋められていたのは、あの「ジュマンジ」だった。

登場人物

主要人物(ジュマンジのプレイヤーたち)

アラン・パリッシュ
本作の主人公。ゲームの2番目のプレイヤー。ゲームでは象の駒を担当。
裕福な家庭で暮らしているが気が弱く、ビリーや彼の仲間からいじめられており、厳格な父親にも反感を抱いていた。偶然工事現場から謎のゲーム盤・ジュマンジを見つけ、サラを誘う。彼女がサイコロを振って駒が勝手に動き出し、盤上に不気味な文言が出現したことに嫌な予感を覚えゲームをしまおうとするが、時計の鐘の音に驚いて誤ってサイコロを振ってしまい、2番目のプレイヤーに選ばれると共にゲーム盤の中のジャングルの世界へ吸い込まれてしまう。
26年後、ピーターの出したサイコロの目によってゲームの世界から生還するが、ずっとゲーム盤に閉じ込められていたために現在の状況を知らず、精神的には子供のままで成熟しておらず、ジュディやピーターからの信頼度はいまいち。26年もの間に廃れてしまった故郷の姿、会社の倒産や両親の他界に絶望し、当初はゲームの再開を拒んでいたが、ピーターの逆心理をついた作戦でやむを得ず協力する中、26年後のジュマンジが自分とサラが始めたゲームの続きであることに気付き、自身もゲームに再び参加。プレイヤーの一人であるサラと再会を果たし、4人で協力してゲームを終わらせることを誓う。
物語終盤で自分があがり(ジュマンジ)を出したことでゲームを終了させることに成功、サラと共に元いた世界へ帰還。父と和解し、会社の倒産の原因となった自らの嘘を告白、ゲーム盤を大量の重りでくくりつけ、川へ流した。
26年後、父から工場を引き継いでサラと結婚し、パリッシュ邸のクリスマスパーティーでジュディとピーターと再会を果たした。2人の両親がスキーに行くことをサラと共に止め、ジュディとピーターの未来を変え、2人を温かく迎え入れた。
サラ・ウィットル
本作のヒロイン。アランの友人。ゲームの1番目のプレイヤー。ゲームではサイの駒を担当。
ビリーがアランから奪った自転車を返しにパリッシュ邸を訪れた際にジュマンジの太鼓の音を聞き、アランに「やってみる?」と誘われるが、「こんなの子供がやるゲームよ」と吐き捨てて何の気なしにサイコロを放ってしまい、プレイヤーに選ばれてしまう。彼が目の前でゲーム盤に吸い込まれる姿を目の当たりにし、その直後に暖炉から突如現れたコウモリの大群に襲われ、そのまま逃亡。その後は周囲に自身の証言を全く信じてもらえず精神がおかしくなったという扱いをされるようになってしまい、塞ぎ込んでしまった。
26年後、住所は変わっておらず「マダム・セレナ」を名乗って占い師をしながら独りで自宅に引きこもる生活を送っていた。ゲーム盤から生還し、自宅を訪れたアランと再会するが、当初はアランが生きて帰ってきたことに驚くあまり失神したり、彼が目の前で消えた深いトラウマからジュマンジを見てパニックを起こすほど、ゲームの再開を手酷く拒んでいたが、自分たちが始めてしまった以上は参加しなければならないことを知り、悲劇を終わらせるためやむを得ず協力することになる。ゆえに身を挺して自分を守ってくれるアランに次第に惹かれていく。
アランと再会してからも自身に何らかの精神異常があると思い込んでおり、ジュマンジの怪奇現象を目の当たりにして「これは夢よ」とアランにすがったり、猿がバイクを運転しているのを見てジュディに見間違いではないことを確認していた。多くの心労を重ねてきたため消極的だが、アランがカールに捕まり引き離されてしまった際はジュディとピーターの保護者代わりとなり、率先して行動した。
アランがあがりを出したことでゲームが終了し、彼と共に元いた世界へ帰還。ゲーム盤を川へ流した直後、アランとキスを交わした。26年後、アランと結婚・妊娠し、クリスマスパーティーでジュディとピーターと再会した。
ジュディ・シェパード
小学生の少女。ゲームの3番目のプレイヤー。ゲームではワニの駒を担当。
両親をスキー旅行の交通事故で亡くし、弟のピーターと共に叔母に引き取られ、26年後の空き家となったパリッシュ邸へ引っ越してきた。嘘が上手で不意な状況にもあまり動じずごまかそうとすることが多い。両親の事故死に関する虚言で大人をからかうことを楽しむひねくれた性格だが、本心では両親を慕っている。引っ越してきた日からジュマンジの太鼓の音を聞き、導かれるように屋根裏部屋でゲームを発見し、ピーターとゲームを始めたことで騒動に巻き込まれてしまう。
ピーター・シェパード
ジュディの弟。ゲームの4番目のプレイヤー。ゲームでは猿の駒を担当。
両親を事故で亡くし、姉のジュディと共に叔母に引き取られ、パリッシュ邸へ引っ越してきた。両親を亡くしたショックでしゃべれなくなっていると大人達から思われているが、実は心を開いた相手にしか口を聞かないだけである。子供らしいが、成長の狭間である。内気で大人しく見えるが時に勇敢な行動を起こすこともある。
屋根裏部屋でジュマンジを見つけ、ゲームを始めたことで騒動に巻き込まれてしまう。ゲームでイカサマをしたために半分猿に変えられてしまった時は尻尾が生えたことが恥ずかしく泣き出してしまい、アランに引っ張り出してもらった。

主要人物の家族・血縁者

サミュエル・アラン・パリッシュ
アランの父親。厳格な性格で、大規模な製靴工場の経営者にして、町の名士。物語序盤で、些細な出来事から息子との間に亀裂が生じ、喧嘩別れしたまま二度と再会することは叶わなかった。
普段はアランに対して厳しいが、本当は何より息子思いの良き父親であり、アランがゲーム盤に吸い込まれてから、息子の捜索のために全財産を注ぎ込んで破産し、工場は倒産してしまう。「息子を殺して屋敷のどこかに遺体を隠した」という謂れなき噂を立てられながら捜索を続けるも、結局息子を見つけることができず、アランがゲーム盤から帰還する4年前、1991年5月に妻と共にこの世を去った。
自身が姿を消してからも自分の部屋を当時のまま残してくれていたことや、倒産した工場の跡地に住む老夫から前述の経緯を耳にしたことでアランは父の自身への想いを知り、サラと共に元いた世界へ帰還した直後、父と再会して和解する。
キャロル・アン・パリッシュ
アランの母親。優しい性格で、ビリーにいじめられるアランをよく気にかけていた。夫のサミュエルと同じく1991年8月、彼の後を追うようにこの世を去った。
ノラ・シェパード
ジュディとピーターの叔母(父方の妹)。両親を亡くしたジュディとピーターを引き取り、トーマス夫人の紹介で空き家となったパリッシュ邸へ引っ越してきた。
両親を亡くし閉鎖的になってしまった2人を何とか気遣おうとしているが、ジュディが話すパリッシュ邸の逸話は信じておらず、子供達への理解は今一つの所。
ジュマンジによる騒動に巻き込まれ、自身の車内に潜んでいた猿に驚かされて車を奪われてしまう。徒歩で自宅へ戻る途中、偶然通りかかったカールに助けを求めてどうにか自宅へ戻ったが、ジュマンジによって発生した大洪水に巻き込まれてしまい、その後植物に覆われた自宅の惨状や猿の姿に変わり果てたピーターの姿に唖然となり、ピーターによってそのまま物置部屋に閉じ込められた。
ジム・シェパード
ジュディとピーターの父親。スキー旅行の交通事故で妻と共に亡くなってしまう。
終盤における26年後、パリッシュ邸のクリスマスパーティーでアランとサラと対面し、子供達を紹介する。その際、妻と共にスキー旅行を提案していたが、交通事故に遭う未来を知っていたアラン達に引き止められ、「スキーはいつでもできる」と取り止めた模様。
マーサ・シェパード
ジュディとピーターの母親。スキー旅行の交通事故で夫と共に亡くなってしまう。
終盤における26年後、パリッシュ邸のクリスマスパーティーでアランとサラと対面し、子供達を紹介する。

その他の人物

カール・ベントレー
アランの父が経営する製靴工場で働く男性。自身で最新鋭のスニーカーを開発し、アランの父に見せようとしていたが、手にとったアランが誤ってシュレッダーのコンベアーに乗せてしまったことに気付かず台無しにしてしまった責任を被り、解雇されてしまった。
工場を解雇されてから26年後、警察官になるも、棘のある性格へと変わってしまい、ジュマンジによる騒動に巻き込まれ、愛車のパトカー(フォード・クラウンビクトリア)を猿に乗りまわされて半壊された上、アランの無免許運転の末にショッピングモールに突っ込まれた挙句、巨大植物の餌食にされてしまう。作中一番のコミックリリーフ的なキャラクター。
ゲームの終了で元いた世界へ帰還したアランが自らの嘘を告白したことで解雇は取り消しとなり、自分が開発したスニーカーがアランの工場のブランド商品へと発展した。終盤における26年後、パリッシュ邸のクリスマスパーティーで、楽しそうにしている姿を見せている。
トーマス夫人
不動産屋の女性。空き家となったパリッシュ邸をノラに紹介するが、翌日ジュマンジから出てきた巨大な蚊に刺され、意識不明に陥り救急車で搬送される。
ビリー・ジェサップ
いじめグループのリーダー格。サラのことが好きで、彼女と親しいアランに嫉妬し、仲間を率いて彼をいじめ、自転車を奪った。後にサラからいじめを止めるよう、注意された。
序盤のみの登場のため、作中では26年後の彼については特に描かれていないが、サラと再会する直前のアランは、彼女は既にビリーと結婚して引っ越したと思い込んでいた。
ベンジャミン、ケイレブ
物語冒頭(西暦1869年)に登場する2人の少年。
かつて“ジュマンジ”による恐怖を受けたらしく、深夜の森の奥深くにゲーム盤を閉じ込めた木箱を地中深くに埋め、そのままどこかへ逃亡する。
ケイレブは誰かがゲーム盤を掘り起こしたらどうするかとベンジャミンから問われた際、「そいつは余程運の悪い奴だ」と辛辣な言葉を吐いた。

“ジュマンジ”

ジュマンジのゲームは双六形式のボードゲームで展開される。「現実世界から脱したい人のためのゲーム」などと説明文はかなり抽象的で最低限の内容にとどまり、その真の恐ろしさにはほとんど触れていない。
プレイヤーは最大4人で、それぞれのプレイヤーには象、サイ、猿、ワニの駒が渡される。一回につき二つのサイコロを振って中央の盤を目指す。一度でもサイコロを振ると、それがたとえアクシデントだとしても、ゲームはそれぞれの駒に関して最初にサイコロを振った人物をプレイヤーとして認識する。それ以外の者の介入は一切無視される(何度サイコロを振っても駒が動かない)ため、ゲームを一度始めると終了するまでプレイヤーは離脱することが不可能な仕組みになっており、終わらせるためには恐怖に怯えながらもゲームを続けるしかない。ゾロ目が出たらそのプレイヤーはもう一度サイコロを振らなければいけない。しかし反則は一切禁物で、反則を犯した者には罰が下る。作中では不本意ながらズルをしたピーターは猿の姿に変わっていくことになる。
ゲームはジャングル及びサバンナをテーマにしたもので、サイコロで止まったマスによって盤の中央にある円形の面に謎めいた文節が浮かび上がり、それにしたがってゲーム盤から生物もしくは怪奇現象が出現し、プレイヤーを命の危険にさらす事象が多い。
ゲームが誰の手によって創造されたのか、目的は何なのかといったことは作中では一切不明で明らかにされず、駒は盤に置くと何らかの力で吸い寄せられるように所定の位置につき、サイコロを振ると目の数にしたがって自動で動くなど謎が多い。登場する生物には現実世界では既に絶滅したものや、ヴァン・ペルトのような過去の時代の人物、そしてこの世に存在しないものもいる。また、アランのように場合によってはプレイヤーがゲームの中の世界に入ってしまうこともある。
ジュマンジのボードケース外面の真ん中には山やサバンナの風景の彫刻画が掘られており、その端には四つのゲームのキャラクターが描かれている、左上にはヴァン・ペルトの顔、右上にはオマキザル、左下にはサイの頭、右下には象の頭が彫刻で掘られている。長時間放置されると一定の時間に太鼓のような音を鳴らし、人を呼び寄せる。ノラのように全く聞こえない人もおり、ゲーム自体がプレイヤーを選んでいるかのような節がある。
誰か一人でもあがり(ジュマンジ)を出して「ジュマンジ」と唱えると、そこでゲーム終了となり、ゲーム盤から出現した生物や人物は全てゲーム盤に吸い込まれ消滅し、プレイヤーはゲームが開始される直前の時間軸へ戻される。プレイヤーは時間が戻ってもゲーム開始から終了までの記憶を引き継ぐ様子。

ゲーム盤から出現する生物・人物・現象

吸血コウモリ
サラのゲーム開始と共に最初に出現した生物。暖炉の中から群れとなって出現し、少女時代のサラにトラウマを与えた。
26年後、空き家となったパリッシュ邸へ引っ越してきたばかりのピーターによって屋根裏で生き残った一匹が目撃されるが、現実世界では既に26年後の世界で絶滅しており、いたとしてもこんな地域に存在するはずはないと駆除業者から笑われてしまう。
ゲーム内へ監禁
アランが最初に振ったサイコロによって決まった現象。他のプレイヤーが5か8の目を出すまでゲームの世界へ拉致、監禁される。
アラン、サラは当初はこの内容が全く理解できず、アランがゲームに吸い込まれる様子を見たサラは混乱し、コウモリの追撃を受け恐慌状態となって逃げ出したため、アランはピーターが5を出すまでの26年間ジュマンジの中で生活することとなった。
内部は暗いジャングルとなっており、人間が生活できるような場所ではないとのこと。
巨大な蚊
最初のゲームから26年後にジュディが最初に振ったサイコロによって出現。当初ジュディは襲いかかってくる蚊の一匹をテニスラケットで撃退するが、それによって窓ガラスが割れ、他の蚊が外へと飛び出してしまう。
口器による攻撃は車のフロントガラスに軽くヒビが入るほどの強さを持ち、ジュディ達にパリッシュ邸を紹介した不動産屋のトーマス夫人や様々な人達が蚊に刺され、救急車へと運ばれる被害が起きる。
オマキザル
ピーターが最初に振ったサイコロによって出現。荒っぽく凶暴な性格で、キッチンを荒らし刃物をピーター達に投げつけた。その後すぐに野外へと飛び出し、街中に甚大な被害を及ぼす。白バイすらお構いなしに乗りこなし、警察すらお手上げ状態となる。
ライオン
ピーターがゾロ目を振ったため、もう一度サイコロを振った際に出現。身体能力が高く、ジュディとピーターに容赦なく襲いかかるが、間一髪のところでピーターが5を出したためにゲーム盤から帰還を果たしたアランが出現。ライオンを叔母の部屋に閉じ込めることに成功する。
ジュマンジの生物の中では珍しくそれほど凶暴ではないようで閉じ込められた後は無理に部屋を脱出しようとはせずベッドでくつろいでいたが、終盤では巨大地震のおかげか、いつの間にか部屋を脱出していた。
巨大植物たち
26年ぶりにサラが振ったサイコロによって出現。アラン日く「紫の花には毒があるから注意しろ」と警告する。暖炉から黄色い食虫植物が出現しピーターを餌食にしようとするが、アランの機転により撃退する。
しかしその後蔦が屋敷中に広がり、邸宅がすっかりジャングルと化してしまう。その後、出現した紫の花が棘を飛ばしてジュディを攻撃し、その毒によってものの数分で衰弱状態に追い込んだ。
ヴァン・ペルト
アランが振ったサイコロによって出現した老齢の冷酷非情なハンター。ショットガンを武器として、アランがゲーム盤に閉じ込められていた時から26年間執拗に狙っていたらしく、現実世界に出現した際も躊躇いなくアランを銃撃した。
アランを仕留めるためには手段を選ばず、冷酷な手段で他のプレイヤーまで手にかける。理由は謎だがアランを殺すことだけを目的としているようで、当初はサラ達には目もくれなかったが、逃げ続けるアランをおびき出すためにゲームを強奪したり人質に使おうとした。
ゲームによって創られた存在かアランと同じように現実からゲーム盤に取り込まれた人物かは不明だが、19世紀後期のハンターの様相、19世紀後期の銃を使用する風貌。ガンショップを訪れた際は使っている銃の弾が1903年に製造中止になった骨董品だと店主に驚かれ、時代錯誤な見慣れないレトロな格好から「郵便配達員か?」と間違われていた。その後、現代の最新鋭の銃を手に入れる。狙撃の腕前は今一つのようで劇中ではいくら発砲してもほとんど標的には当たっていなかった。
アランを「腰抜け」「弱虫」と罵倒していたが、最後にアランと対峙した際に彼が逃げようとしなかった際には「少しは男らしくなったな」とアランの成長を認める一面も見せた。結局アランを仕留められないまま彼にゲームをクリアされ、ゲームキャラクターの中では最後にジュマンジに強制送還された。
動物たちの暴走
ジュディの振ったサイコロによって出現した動物たち。シロサイ、アフリカゾウを筆頭にシマウマ、ダチョウ、ペリカン、フラミンゴの大群が猛スピードで街中を暴走する。ペリカンの一羽がゲームを持ち出してしまう。
モンスーン
サラの振ったサイコロによって出現した現象。パリッシュ邸の内部で突如発生し、あっという間に屋敷を水浸しにしてしまう。それと同時にワニまで出現する。カールが外からドアを蹴破ったため野外に水が放出され、ワニまで野外に飛び出してしまう。
アランが振ったサイコロによって出現した現象。床が沼のようになり体が沈み始め、アランは絶体絶命の危機となる。
後戻り
ジュディの振ったサイコロで出現。自身の駒が来たマスを戻る。身の危険に及ぶ実害がなかった唯一の例。
巨大グモ
ピーターの振ったサイコロによって出現した全長50cmほどもあるクモ。大群で押し寄せアラン達を襲おうとしたが習性は不明。巨大地震を察知すると一斉に逃亡した。
巨大地震
サラの振ったサイコロによって出現。この地震によって地割れが起こり、パリッシュ邸が真っ二つに分断してしまう。

キャスト

  • VHS・旧盤DVD版日本語吹き替え
演出 - 松川陸、翻訳 - 木原たけし、調整 - 田中和成、プロデュース - 吉岡美惠子、制作担当 - 神部宗之/稲毛弘之、日本語版制作 - 東北新社
  • 新盤DVD・BD版日本語吹き替え
演出 - 伊達康将、翻訳 - 木原たけし、制作 - 東北新社
  • フジテレビ版日本語吹き替え - 初回放送1998年10月3日『ゴールデン洋画劇場』。
演出 - 小笠原恵美子(フジテレビ)、翻訳 - 栗原とみ子、調整 - 栗林秀年、効果 - リレーション、録音 - スタジオザウルス、プロデューサー - 山形淳二(フジテレビ)、制作担当 - 河越美帆(東北新社)
  • テレビ朝日版日本語吹き替え - 初回放送2000年4月2日『日曜洋画劇場』。
演出 - 壺井正、翻訳 - 武満眞樹、調整 - 飯塚秀保、効果 - リレーション、制作 - グロービジョン、オープニング - 大林宣彦、編集協力 - IMAGICA、制作協力 - ViViA、日本語版担当プロデューサー - 圓井一夫/上田めぐみ(テレビ朝日)

※2015年10月7日発売の「吹替洋画劇場」シリーズ「『ジュマンジ』製作20周年 デラックス エディション」Blu-rayには本編ディスクとは別に、フジテレビ版(約95分)の吹き替え版を収録した特典ディスクが付属している。

評価

北米では1億47万5,249ドルの興行収入を記録し、国際市場では1億6,232万2,000ドルを記録している。

Rotten Tomatoesには33件のレビューが寄せられ、支持率48%、平均評価5.6/10となり、Metacriticでは18件の批評に基づき39/100のスコアとなっている。作者のヴァン・オールズバーグは、「ジャングルの動物たちが家にやってくるという混乱を忠実に再現している。これはとても良い映画です」と批評している。

続編

2012年7月、コロンビア映画社長ダグ・ベルグラードはハリウッド・リポーターの取材に対し、「私たちは『ジュマンジ』を最新の状態にアップグレードしようとしている」と述べ、リブートを計画中であることを公表した。同年8月1日には、マシュー・トルマッハがウィリアム・タイトラーと共にリブート製作を担当することが判明した。

2015年8月5日、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントがリメイクを製作し、2016年12月25日公開を予定していることが発表された。これに対し、インターネット上では前作の主演ロビン・ウィリアムズの死去から1年あまりでのリメイク製作発表に批判の声が多数挙がった。また、前作に出演したブラッドリー・ピアースとE! Newsは「不必要で侮辱的だ」と批判している。

2016年1月14日、ジェイク・カスダンが監督を務めることが発表された。同月20日には、公開が2017年7月28日に変更になったことが発表された。4月にはドウェイン・ジョンソンが出演契約を結び、ケヴィン・ハート、ジャック・ブラック、ニック・ジョナスが共演することが報じられた。同年8月、ジョンソンは新作がリメイクではなく続編であること、ハワイ州で撮影が行われることを語った。

テレビアニメ

ジュマンジは、後で同じ名前の映画公開の後、同じタイトルでアニメシリーズがアメリカで製作された。1996年から1999年にかけて、3シーズンにわたってアメリカから放映された。1996年のシーズンはUPNネットワーク、第2シーズン以降はBKNシンジケートで放送された。

映画版の続編ではなく再構成された物語となっている。また、キャラクターにはサイコロを振るたびに「ゲームのヒント」が与えられ、それが解けるまでの間ジャングルに閉じ込められる。

キャスト

  • アラン・パリッシュ - ビル・ファッガーバッケ
  • ジュディ・シェパード - デビ・デリーベリー
  • ピーター・シェパード - アシュレー・ジョンソン
  • ヴァン・ペルト - シャーマン・ハワード
  • ノラ・シェパード - メラニー・チャートオフ
  • カール・ベントレー - リチャード・アレン
  • トレーダー・スリック - ティム・カリー

脚注

外部リンク

  • ジュマンジ - allcinema
  • ジュマンジ - KINENOTE
  • Jumanji - AllMovie(英語)
  • Jumanji - インターネット・ムービー・データベース(英語)


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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