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動物農場〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

ジョージ・オーウェル
水戸部功
文庫
早川書房
208ページ
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動物農場 (角川文庫)

ジョージ・オーウェル
Kindle版
KADOKAWA / 角川書店
280ページ
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動物農場 (角川文庫)

ジョージ・オーウェル
高畠 文夫
文庫
角川書店
280ページ
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動物農場: 付「G・オーウェルをめぐって」開高健 (ちくま文庫)

ジョージ オーウェル
George Orwell
文庫
筑摩書房
276ページ
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動物農場―おとぎばなし (岩波文庫)

ジョージ オーウェル
George Orwell
文庫
岩波書店
254ページ
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動物農場-おとぎばなし (岩波文庫)

ジョージ・オーウェル
Kindle版
岩波書店
214ページ
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動物農場- Animal Farm【講談社英語文庫】

ジョージ・オーウェル
文庫
講談社インターナショナル
182ページ
¥ 842
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動物農場 Animal Farm (ラダーシリーズ Level 4)

ジョージ・オーウェル
単行本(ソフトカバー)
IBCパブリッシング
136ページ
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CD付 動物農場 Animal Farm (IBCオーディオブックス)

ジョージ・オーウェル
単行本(ソフトカバー)
IBCパブリッシング
155ページ
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動物農場―原書で楽しむ英米文学シリーズ (ペンギン・ミューズ・コレクション)

ジョージ オーウェル
斎藤 兆史
新書
ICGミューズ出版
127ページ
書籍の詳細

動物農場

動物農場』(どうぶつのうじょう、原題: Animal Farm)は、1945年8月17日に刊行されたジョージ・オーウェルの小説。動物たちが飲んだくれの農場主を追い出して理想的な共和国を築こうとするが、指導者の豚が独裁者と化し、恐怖政治へ変貌していく過程を描く。スペイン内戦に自ら参加した体験を持つオーウェルが、人間を豚や馬などの動物に見立てることで20世紀前半に台頭した全体主義やスターリン主義への痛烈な批判を寓話的に描いた物語である。

あらすじ

人間の農場主が動物たちの利益を搾取していることに気づいた「荘園牧場」の動物たちが、偶発的に起こった革命で人間を追い出し、「豚」の指導の下で「動物主義」に基づく「動物農場」をつくりあげる。動物たちの仲間社会で安定を得た彼らであったが、不和や争いが絶えず、最後は理解できない混乱と恐怖に陥っていく。結果的に支配者が入れ替わっただけで、人間が支配していた時以上に抑圧的で過酷な農場となる。

登場人物

動物

ナポレオン
雄豚。演説は苦手だが、政治的根回しが上手く、狡猾。後に独裁者と化す。モデルはヨシフ・スターリン。
スノーボール
雄豚。一時は主導権を握り、風車建設計画や農場電化計画を推進するが、ナポレオンによって追放され、反逆者とされる。ナポレオンの政策の失敗は、スノーボールによる破壊工作によるものとされ、ナポレオンによる統治に反抗する者は、スノーボールの一派であるとの自白を強要されるなど、まさに雪だるまのように諸悪の根源としての虚像が膨れ上がる。モデルはレフ・トロツキー。
メージャー爺さん
雄豚。全ての動物の平等と自由を謳った「動物主義」を唱えるが、革命直前に病死。モデルはウラジーミル・レーニン。
スクィーラー
雄豚。雄弁家で、相手を丸め込むのに長けている。ナポレオンの腰巾着。モデルはヴャチェスラフ・モロトフ。
ボクサー
雄馬。頭は良くないが働き者で力持ち。他の動物たちから尊敬されていて、ナポレオンも一目置く。常に「I will work harder.(わしがもっと働けばいいのだ!)」と言い続けてひたすら真面目に働く律儀者。しかし、高齢と重労働のため体力が落ち、脚を怪我したことで馬肉業者に売られてしまった。モデルはミハイル・トゥハチェフスキーを初めとする赤軍将校。また、アレクセイ・スタハノフに代表される「労働英雄」であるとする見解もある。
クローバー
雌馬。4回の出産経験がある。ボクサーよりほんの少し賢い。ボクサー同様ナポレオンを崇拝している。
モリー
雌馬。ジョーンズさんの軽馬車をひいている。器量よしの白馬。勉学意欲と労働意欲は皆無であり、お洒落にしか興味を示さないナルシスト。動物農場のリボン着用禁止の規則を嫌い、町に逃げ出す。
ジョーンズさんの飼い猫。モリー同様動物農業に貢献しない。
ベンジャミン
雄ロバ。厭世家であり、農場きってのインテリ。ボクサーと並ぶ労働率先者。ボクサーとは彼の生涯を通して親友であった。豚を除く動物達の中でもいかにこの豚達による理不尽が異常かを頭の良さ故かとりわけ理解しているが、これをどうにかしようとはしない消極者。ボクサーがボロ雑巾のように使い捨てられ命まで売られたことには流石に応えたが、それでも動こうとはしなかった。モデルは不明だが、ボクサーともども赤軍将校や労働英雄と見るべきか。
モーゼス
カラス。ジョーンズから餌をもらうなど可愛がられていた。まだ家畜たちが蜂起する前の農場にて、御馳走が食べ放題の天国の存在など沢山のユートピア神話・都市伝説を吹聴し、困窮する家畜たちに希望を与える半面、現状打破の意欲も削いでいたため、スノーボールやナポレオンらから疎まれ続けていた。動物たちが蜂起した際、ジョーンズ夫人の跡を追って農場から逃亡した。モデルはロシア正教会とその神父たち。
9匹の犬
ナポレオンが密かに育てた犬の一群であり、ナポレオンに忠実な存在。敵対した動物を粛清する。後に子供もできたことで数が増える。モデルはチェーカーやGPU、その関連機関。
ヒツジたち
頭が非常に悪く、アルファベットを1文字も覚えることができない。ナポレオンに反対する動物や、都合の悪い発言が出た時に、議論の脈絡に関係なくある特定のスローガンを連呼(シュプレヒコール)して妨害する。モデルはコムソモール。
めんどりたち
羊同様の知能である。農場の外に卵を売ることに抗議するが食料を絶たれて多くの餓死者をだす。モデルはホロドモールが行われたウクライナ。

人間

ジョーンズ氏
荘園農場の持ち主。やり手だったが不運続きで飲んだくれていた。家畜には餌も水も満足に与えておらず農場は荒れ放題だった。下男たちも意地悪な怠け者揃いである。後に革命で追い出される。取り戻そうと武装して戻ってくるが、あえなく撃退される。モデルはロシア帝国時代の貴族や地主、資本家、白軍。
ピルキントン氏
隣接するフォックスウッド農場の持ち主。享楽的な性格。大地主で動物農場と敵対していたが、和解する。モデルは大英帝国。
フレデリック氏
隣接するピンチフィールド農場の持ち主。抜け目がない。後に動物農場の占領を目論み侵攻する。一旦は風車を爆破するなど甚大な被害を与えるが、反撃を受けて撤退する。モデルはナチス・ドイツ。
ウィンスパー氏
弁護士。他の農場との商取引の仲介人としてナポレオンに雇われる。

主な日本語訳

  • 『動物農場』 高畠文夫訳、角川文庫、改版1991年
  • 『動物農場』 開高健訳、ちくま文庫(新版)、2013年
  • 『動物農場 おとぎばなし』 川端康雄訳、岩波文庫、2009年
  • 『動物農場 〈新訳版〉』 山形浩生訳、ハヤカワ文庫、2017年

アニメ

アニメ 動物農場
ジョン・ハラス・ジョイ・バッチェラー(監督・製作) 1954年
一部キャラクターの役割が異なったり削除されたキャラもいる他、結末が原作と異なる。また西側の消費社会を風刺する短編が付録する。
日本語版 声の出演:熊倉一雄、槐柳二、納谷悟朗、峰恵研、村越伊知郎、山下啓介

映画

アニマルファーム
(監督)ジョン・スティーブンソン、(制作総指揮)ロバート・ハルミSr.1999年
出演:アラン・スタンフォード 声の出演:ジュリア・オーモンド、ピート・ポスルスウェイト、イアン・ホルム、ケルシー・グラマー、ジュリア・ルイス・ドレイファス、ポール・スコフィールド、パトリック・スチュワート、ピーター・ユスティノフ

その他

  • 本作が書きあげられた1944年2月時点では、批判対象のソ連がまだ米英の同盟国だったせいで、四社の出版社に持ち込んでも出版を断られ続けていた。しかし、1944年8月にセッカー・アンド・ウォーバーグ社と契約を結び、紙不足が解消された翌年にイギリスで発行された際には、世情が反ソ連だったおかげで好評を博した。その翌年には、アメリカでも発行され同様に人気を得た。
  • イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、ピンク・フロイドが1977年に発表したアルバム『アニマルズ』は、本作をモチーフにして制作されている。このアルバムの中では、豚が資本家、犬がエリート・ビジネスマン、羊が従順な労働者として描かれている。

脚注

外部リンク

  • 映画「動物農場」公式サイト - 上記アニメーション作品が2008年、三鷹の森ジブリ美術館提供作品として再公開された際のサイト 
  • 動物農場(Animal Farm, 1945) 日本語訳 - ネット上で公開されている日本語訳
  • Animal Farm - プロジェクト・グーテンベルク・オーストラリア


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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