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存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)

ミラン クンデラ
Milan Kundera
文庫
集英社
400ページ
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存在の耐えられない軽さ

ミラン クンデラ
Milan Kundera
単行本
集英社
365ページ
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存在の耐えられない軽さ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-3)

ミラン・クンデラ
西永 良成
ハードカバー
河出書房新社
390ページ
¥ 2,592
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Immortality (Perennial Classics)

Milan Kundera
ペーパーバック
Harper Perennial Modern Classics
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不滅 (集英社文庫)

ミラン クンデラ
Milan Kundera
文庫
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不滅

ミラン クンデラ
Milan Kundera
単行本
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小説の技法 (岩波文庫)

ミラン・クンデラ
西永 良成
文庫
岩波書店
256ページ
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冗談 (岩波文庫)

ミラン・クンデラ
西永 良成
文庫
岩波書店
544ページ
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笑いと忘却の書 (集英社文庫)

ミラン クンデラ
Milan Kundera
文庫
集英社
383ページ
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The Unbearable Lightness of Being: A Novel

Milan Kundera
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Harper Perennial Modern Classics
320ページ
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著者の詳細

ミラン・クンデラ

ミラン・クンデラ(Milan Kundera、1929年4月1日 - )は、チェコスロバキア生まれのフランスの作家。

生い立ち

モラヴィアのブルノ生まれ。プラハの音楽芸術大学 (AMU) 卒業。1963年発表の短編集『微笑を誘う愛の物語』で本格的な創作活動に入る。1967年に発表した共産党体制下の閉塞した生活を描いた長編小説『冗談』でチェコスロバキアを代表する作家となり、当時進行していた非スターリン化の中で言論・表現の自由を求めるなど、政治にも積極的にかかわるようになった。そして1968年の「プラハの春」では、改革への支持を表明したことによって、ワルシャワ条約機構軍による軍事介入の後、次第に創作活動の場を失い、著作は発禁処分となった。1975年、レンヌ大学の客員教授に招聘されたためフランスに出国。1979年にチェコスロバキア国籍を剥奪され、1981年にフランス市民権を取得(動画[1])。このころから、母語のチェコ語ではなくフランス語で執筆活動を行う。1984年発表の『存在の耐えられない軽さ』が世界的なベストセラーになり、フィリップ・カウフマンによって映画化もされた。

小説執筆のかたわら、文学評論を手がけており、小説を「世界を相対的に捉えようとする、ヨーロッパが独自に生み出した芸術の形式」だと考え、セルバンテスをその最大の先駆者に位置づけている。また現代世界の運命と現実を捉えた小説家としてカフカ、ムージル、ヘルマン・ブロッホ、ハシェクらを高く評価し、中央ヨーロッパに現れたこれらの作家たちの系譜を継ぐものとして自らの作家活動を行っている。

父親のルドヴィーク(fr)は著名なピアニストで、レオシュ・ヤナーチェクに師事し、後にヤナーチェク音楽院院長を務めた経歴をもつ。そのためクンデラ自身も幼少時から音楽教育を受け、小説の文体や構成に音楽的素養が反映されている。

チェコ秘密警察への協力疑惑

上述の通り、クンデラはチェコスロバキア共産主義政権に抵抗した作家として認知されている。

しかし、1950年、西ドイツに亡命しスパイとして諜報組織に加わった元チェコスロバキア軍兵士がプラハに潜入した際、その立ち寄り先を知人から聞かされたクンデラが当時のチェコスロバキア共産党秘密警察に密告し、その結果スパイが逮捕されたとする記録が2008年10月に明らかになった。これは、政府系「チェコ全体主義体制研究所」が発見したもので、チェコ地元誌『レスペクト』によって報じられ、文書のコピーも掲載された。元兵士は逮捕後、ウラン鉱山での強制労働を含め、14年間服役したという。

クンデラ本人はこの件について「作り話」と全面否定し、秘密警察による文書の偽造・捏造の例があることから真偽は定かではないが、クンデラの作品には裏切りの物語が多く、特に上述の小説『冗談』では友人の告発によって大学を追放され、鉱山送りにされた主人公が描かれるなど類似点が多いため、これらは実体験に基づいて書かれた作品なのではないかという臆測も飛び交っている。

著書の日本語訳

小説

  • 『冗談』関根日出男訳(みすず書房 1970年)。中村猛共訳で新版 2002年
    • 『冗談』(岩波文庫, 2014年)。西永良成訳、改訂決定版での新訳
  • 『生は彼方に』西永良成訳(早川書房 1978年/ハヤカワepi文庫 2001年)
  • 『存在の耐えられない軽さ』千野栄一訳(集英社「世界の文学12」 1989年/集英社 1993年/集英社文庫 1998年)
    • 『存在の耐えられない軽さ』西永良成訳(河出書房新社 世界文学全集(Ⅰ-3) 2008年)。池澤夏樹=個人編集
  • 『微笑を誘う愛の物語』千野・西永・沼野充義共訳(集英社 1992年)
    • 改題『可笑しい愛』(集英社文庫 2003年)。西永訳で改訳、短編集
  • 『不滅』菅野昭正訳(集英社 1992年/集英社文庫 1999年)
  • 『笑いと忘却の書』西永訳(集英社 1992年/集英社文庫 2013年)
  • 『別れのワルツ』西永訳(集英社 1993年/集英社文庫 2013年)
  • 『緩やかさ』西永訳(集英社 1995年)
  • 『ジャックとその主人』近藤真理訳(みすず書房 1996年)
  • 『ほんとうの私』西永訳(集英社 1997年)
  • 『無知』西永訳(集英社 2001年)
  • 『無意味の祝祭』 西永訳(河出書房新社 2015年)

評論

  • 『小説の精神』金井裕・浅野敏夫訳(法政大学出版局・叢書ウニベルシタス 1990年)
  • 『裏切られた遺言』西永訳(集英社 1994年)
  • 『カーテン〜7部構成の小説論』西永訳(集英社 2005年)
  • 『出会い』西永訳(河出書房新社 2012年)
  • 『小説の技法』西永訳(岩波文庫 2016年)

戯曲

  • 「鍵の所有者」 村井志摩子訳、『現代世界演劇8』白水社、1971 

脚注



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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