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ゆっくりおやすみ、樹の下で

高橋源一郎
単行本
朝日新聞出版
288ページ
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憲法が変わるかもしれない社会 (文春e-book)

高橋 源一郎
高橋 源一郎
Kindle版
文藝春秋
248ページ
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憲法が変わるかもしれない社会

高橋 源一郎
単行本
文藝春秋
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お釈迦さま以外はみんなバカ (インターナショナル新書)

高橋 源一郎
新書
集英社インターナショナル
224ページ
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絵本のこと話そうか —対談集

長新太
松田素子
単行本(ソフトカバー)
アノニマ・スタジオ
520ページ
¥ 2,052
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日本文学盛衰史 (講談社文庫)

高橋 源一郎
文庫
講談社
664ページ
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日本文学盛衰史

高橋 源一郎
単行本
講談社
600ページ
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日本文学盛衰史 (講談社文庫)

高橋源一郎
Kindle版
講談社
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今夜はひとりぼっちかい? 日本文学盛衰史 戦後文学篇

高橋 源一郎
単行本
講談社
365ページ
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さようなら、ギャングたち (講談社文庫)

高橋 源一郎
文庫
講談社
313ページ
著者の詳細

高橋源一郎

高橋 源一郎(たかはし げんいちろう、1951年1月1日 - )は、日本の小説家、文学者、文芸評論家。明治学院大学教授。

散文詩的な文体で言語を異化し、教養的なハイカルチャーからマンガ・テレビといった大衆文化までを幅広く引用した、パロディやパスティーシュを駆使する前衛的な作風。日本のポストモダン文学を代表する作家の一人である。

経歴

生い立ち、大学紛争

広島県尾道市の母の実家に生まれる。1歳まで大阪の帝塚山の父の実家にておもに祖母の手で育てられた。尾道市立土堂小学校在学時に自転車屋が廃業。また父の経営していた鉄工所が倒産。1959年、東京の大泉学園に移り住む。練馬区立大泉東小学校に入学するも、尾道に戻り土堂小学校に転校し直す。1960年、東京の千歳船橋に移り住む。世田谷区立船橋小学校に転校。1963年4月、麻布中学校に入学。1964年1月、灘中学校に転入。このころ鮎川信夫、谷川雁、鈴木志郎康等の現代詩を読み、感銘を受ける。同級生の竹信悦夫から多大な影響を受けた。1966年4月、灘高校に入学。高校時代より無党派のデモに参加。

1969年、東京大学を受験する予定だったが、東大入試の中止により京都大学を受験して失敗、二期校である横浜国立大学経済学部に入学した。しかし大学紛争中のストライキでほとんど授業が行われず、活動家として街頭デモなどに参加する日々を送る。同年11月、学生運動に加わって凶器準備集合罪で逮捕される。1970年2月、起訴され8月まで東京拘置所で過ごす。その体験が原因で一種の失語症となり、書くことや読むことが思うようにいかなくなる。

1972年夏、土木作業のアルバイトを始め、鉄工所や化学工場、土建会社などの肉体労働に10年ほど従事する日々を送る。1977年3月、大学を除籍になる。除籍になった頃にハイセイコーの弥生賞を偶然テレビで見たことで競馬にハマる。

小説家に

1979年1月8日放送の「松山千春のオールナイトニッポン」(ゲスト:中島みゆき、さだまさし)に触発され、文章を書くことを再開する。1980年、『すばらしい日本の戦争』を第24回群像新人文学賞に応募。翌年1981年、最終候補作3編のうちの1作に選ばれるが落選。『群像』6月号に掲載された選評では、瀬戸内寂聴を除く全選考委員から酷評される。このときに担当した編集者に勧められて長編小説の執筆を開始し、『さようなら、ギャングたち』を第4回群像新人長編小説賞へ応募。この年、本賞受賞作はなく、優秀作に選ばれて1981年12月号に掲載され、『海燕』1982年3月号において吉本隆明から高評価を受け、1982年10月に講談社より刊行された。

1984年8月、『虹の彼方に(オーヴァー・ザ・レインボウ)』を中央公論社より刊行。1985年1月、『すばらしい日本の戦争』に手を加えた『ジョン・レノン対火星人』を角川書店より刊行し、『さようなら、ギャングたち』と合わせて初期三部作とする。1986年、山川直人監督の映画『ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け』の原案を担当。1987年、ジェイ・マキナニーの『ブライト・ライツ、ビッグ・シティ』を翻訳、ベストセラーとなった。1988年、『優雅で感傷的な日本野球』により第1回三島由紀夫賞を受賞

1990年の『惑星P-13の秘密』以降は1997年の『ゴーストバスターズ』まで小説の発表がなく、エッセイ、時評などを中心に執筆した。

1991年、湾岸戦争への自衛隊派遣に抗議し、柄谷行人、中上健次、津島佑子、田中康夫らと共に『湾岸戦争に反対する文学者声明』を発表した。

1997年より『群像』に『日本文学盛衰史』の連載を開始し、2001年に刊行。翌年伊藤整文学賞を受賞した。『日本文学盛衰史』以降は『官能小説家』『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』など文学者を題材にした小説を多く発表。2005年、明治学院大学国際学部教授に就任。親交のある批評家、加藤典洋から「言語表現法」講義の担当を受け渡された。

2008年、小林多喜二の『蟹工船』が再脚光を浴びたのは、同年1月9日に毎日新聞東京本社版の朝刊文化面に掲載された、高橋と雨宮処凛との対談がきっかけになったといわれる。2011年4月から2016年3月まで、朝日新聞論説面に『論壇時評』を月一回、月末に連載。2012年、『さよならクリストファー・ロビン』により第48回谷崎潤一郎賞を受賞。

2016年現在、すばる文学賞、群像新人文学賞、野間文芸賞、中原中也賞、萩原朔太郎賞選考委員。また日本テレビ放送番組審議会委員も務める。

競馬評論家として

競馬好きとしても知られる。競馬を始めたきっかけは「大学を除籍になった頃にハイセイコーの弥生賞を偶然テレビで見たこと」という。

1988年には、前述の通り三島賞の賞金を全額日本ダービーに出走するメジロアルダンの馬券に突っ込んで使い果たすが、それが契機となり、同年11月にサンケイスポーツ東京本社版の競馬面で予想コラム「こんなにはずれちゃダメかしら」を連載開始。2016年現在も連載継続中で、実に25年以上に渡る長期連載となっている。同紙が母体の競馬雑誌『週刊Gallop』にも、日本ダービーなどの大レースを中心に時折観戦記を寄せているほか、『週刊Gallop』が主催する「Gallopエッセー大賞」でも審査員を務める。

1990年代よりテレビの競馬関連の番組にも進出。『スポーツうるぐす』(日本テレビ)では、司会の江川卓と予想対決を繰り広げたほか、『ドリーム競馬 KOKURA』(テレビ西日本制作分)ではゲストとして度々出演。盟友だった佐藤征一アナウンサーが定年の関係もあって番組の表から遠ざかった後は、コメンテーター的司会として毎回出演するようになったが、2007年2月11日の放送を最後に藤城真木子ともども降板した。

ただ、現在では「ファンは柵の向こう側に行ってはだめだ」として、本業の作家業を優先しており、競馬場に行くのは「ダービーと有馬記念の時ぐらい」にまで減っているという。

結婚歴

4度の離婚歴と5度の結婚歴がある。子どもは5人。1人目の妻との間に儲けた長女はフリーライターの橋本麻里(1972年誕生)。2人目の妻との間に長男(1973年誕生)がいる。3人目の妻 (1985-1999) は谷川直子。しかし女性作家の室井佑月と不倫関係になって谷川とは離婚。その直後に再婚して4人目の妻(1999~2001)となった室井佑月との間には男児(2000年誕生)をもうけたが、高橋の不倫を機に離婚。2015年現在、5人目の妻 (2003- ) との間には男児2人(2004年、2006年誕生)がいる。

エピソード

  • 選択的夫婦別姓制度を支持する。妻は高橋を「タカハシさん」と呼ぶ。

著書

小説

  • 『さようなら、ギャングたち』(1982年、講談社)のち文庫、文芸文庫
  • 『虹の彼方に』(1984年、中央公論新社)のち新潮文庫、講談社文芸文庫
  • 『ジョン・レノン対火星人』(1985年、角川書店)のち新潮文庫、講談社文芸文庫
  • 『優雅で感傷的な日本野球』(1988年、河出書房新社)のち文庫
  • 『ペンギン村に陽は落ちて』(1989年、集英社)のち文庫、ポプラ文庫
  • 『惑星P-13の秘密 二台の壊れたロボットのための愛と哀しみに満ちた世界文学』(1990年、角川書店)のち文庫
  • 『ゴーストバスターズ 冒険小説』(1997年、講談社)のち文庫、文芸文庫
  • 『あ・だ・る・と』(1999年、主婦と生活社)のち集英社文庫
  • 『日本文学盛衰史』(2001年、講談社)のち文庫
  • 『ゴヂラ』(2001年、新潮社)
  • 『官能小説家』(2002年、朝日新聞社)のち文庫
  • 『君が代は千代に八千代に』(2002年、文藝春秋)のち文庫
  • 『性交と恋愛にまつわるいくつかの物語』(2005年、朝日新聞社)のち文庫
  • 『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』(2005年、集英社)のち文庫
  • 『いつかソウル・トレインに乗る日まで』(2008年、集英社)
  • 『「悪」と戦う』(2010年、河出書房新社)のち河出文庫
  • 『恋する原発』(2011年、講談社)
  • 『さよならクリストファー・ロビン』(2012年、新潮社)
  • 『銀河鉄道の彼方に』(2013年、集英社)
  • 『動物記』(2015年、河出書房新社)

随筆・評論など

  • 『ぼくがしまうま語をしゃべった頃』(1985年、宝島社)のち新潮文庫
  • 『ジェイムス・ジョイスを読んだ猫』(1987年、講談社)のち文庫
  • 『文学がこんなにわかっていいかしら』(1989年、福武書店)のち文庫
  • 『追憶の一九八九年』(1990年、スイッチ書籍出版部)のち角川文庫
  • 『競馬探偵の憂鬱な月曜日』(1991年、ミデアム出版社)
  • 『文学じゃないかもしれない症候群』(1992年 朝日新聞社)のち文庫
  • 『競馬探偵のいちばん熱い日』(1993年、ミデアム出版社)
  • 『文学王』(1993年、ブロンズ新社)のち角川文庫
  • 『平凡王』(1993年、ブロンズ新社)のち角川文庫
  • 『正義の見方 世の中がこんなにわかっていいかしら』(1994年、徳間書店)
  • 『競馬探偵の逆襲』(1995年、ミデアム出版社)
  • 『これで日本は大丈夫 正義の見方2』(1995年、徳間書店)
  • 『競馬漂流記』(1996年、ミデアム出版社)
  • 『こんな日本でよかったら』(1996年、朝日新聞社)
  • 『タカハシさんの生活と意見』(1996年、東京書籍)
  • 『いざとなりゃ本ぐらい読むわよ』(1997年、朝日新聞社)
  • 『文学なんかこわくない』(1998年、朝日新聞社)のち文庫
  • 『即効ケイバ源一郎の法則 勝者のセオリー・敗者のジンクス』(1998年、青春出版社)
  • 『競馬探偵T氏の事件簿』(1998年、読売新聞社)
  • 『退屈な読書』(1999年、朝日新聞社)
  • 『もっとも危険な読書』(2001年、朝日新聞社)
  • 『一億三千万人のための小説教室』(2002年、岩波新書)
  • 『人に言えない習慣、罪深い愉しみ - 読書中毒者の懺悔』(2003年、朝日文庫)
  • 『私生活』(2004年、集英社インターナショナル)
  • 『読むそばから忘れていっても 1983-2004マンガ、ゲーム、ときどき小説』(2005年、平凡社)
  • 『ニッポンの小説 - 百年の孤独』(2007年、文藝春秋)のちちくま文庫
  • 『おじさんは白馬に乗って』(2008年、講談社)
  • 『大人にはわからない日本文学史』(ことばのために)(2009年、岩波書店)
  • 『13日間で「名文」を書けるようになる方法』(2009年、朝日新聞出版)のち文庫 
  • 『さよなら、ニッポン ニッポンの小説2』(2011年、文藝春秋)
  • 『「あの日」からぼくが考えている「正しさ」について』(2012年、河出書房新社)ISBN 4309020925
  • 『非常時のことば 震災の後で』(2012年、朝日新聞出版)
  • 『国民のコトバ』(2013年、毎日新聞社)
  • 『ぼくらの文章教室』(2013年、朝日新聞出版)
  • 『101年目の孤独――希望の場所を求めて』(2013年、岩波書店)
  • 『還暦からの電脳事始(デジタルことはじめ)』(2014年、毎日新聞社)
  • 『「あの戦争」から「この戦争」へ ニッポンの小説3』(2014年、文藝春秋)
  • 『デビュー作を書くための超「小説」教室』(2015年、河出書房新社)
  • 『ぼくらの民主主義なんだぜ』(2015年、朝日新書 朝日新聞連載「論壇時評」の担当開始から2015年3月分までをまとめたもの)
  • 『丘の上のバカ―ぼくらの民主主義なんだぜ2』(2016年、朝日新書 「論壇時評」の2015年4月分から2016年3月の完結分までをまとめ、更に表題作他を追加したもの)

共編著

  • 『日本の名随筆 競馬』(1997年、作品社)
  • 『この官能小説がスゲェ! ベストセレクション』(高橋源一郎と官能小説研究会編、2002年、ベストセラーズ)
  • 『21世紀文学の創造別巻 日本語を生きる』(谷川俊太郎・平田俊子共著、2003年、岩波書店)
  • 『顰蹙文学カフェ』(山田詠美共著、2008年、講談社)
  • 『言葉の見本帖』(荒川洋治・加藤典洋・関川夏央・平田オリザ共編著、2009年、岩波書店)
  • 『柴田さんと高橋さんの「小説の読み方、書き方、訳し方」』(柴田元幸共著、2009年、河出書房新社)
  • 『沈む日本を愛せますか?』『どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?』(内田樹共著、2010・12年、ロッキング・オン)
  • 『吉本隆明がぼくたちに遺したもの』(加藤典洋共著、2013/5/10、岩波書店)
  • 『弱さの思想: たそがれを抱きしめる』(辻 信一との対談、2014/2/20、大月書店)
  • 『民主主義ってなんだ?』(自由と民主主義のための学生緊急行動主宰メンバーたちとの対談、2015年9月、河出書房新社)

詩など

  • 『泳ぐ人』(操上和美写真、1984年、冬樹社)
  • 『朝、起きて、君には言うことが何もないなら Tokio feminites』(英隆写真、1986年、講談社)
  • 網浜直子写真集 ラヴレター(山岸伸撮影、1994年、風雅書房)

翻訳

  • ジェイ・マキナニー『ブライト・ライツ、ビッグ・シティ』(1987年、新潮社)のち文庫
  • 『ロンメル進軍 - リチャード・ブローティガン詩集』1991年、思潮社)
  • マーカス・フィスター『こっちをむいてよ、ピート!』(1995年、講談社「世界の絵本」)
  • ジョン・ロウ『あかちゃんカラスはうたったよ』(1996年、講談社「世界の絵本」)
  • マーカス・フィスター『ピートとうさんとティムぼうや』(1996年、講談社「世界の絵本」)
  • ラドヤード・キプリング文、ジョン・ロウ絵『アルマジロがアルマジロになったわけ』(1998年、講談社「世界の絵本」)
  • ジョン・ロウ『まっくろスマッジ』(2000年、講談社「世界の絵本」)

メディア出演

映画

  • つぐみ(1990年)- ケーキ屋店長
  • 今日子と修一の場合(2013年) - 高島彰 役

テレビ

  • スポーツうるぐす(日本テレビ)
  • ドリーム競馬 KOKURA(2001年 - 2007年、テレビ西日本制作分)
  • スタジオパークからこんにちは(2010年8月27日、NHK総合)
  • 報道ステーション(2012年8月16日、テレビ朝日)
  • にほん風景物語(2013年10月 - 2015年3月、BS朝日)- 旅人
  • NHKアーカイブス ディープインパクト 無敗の三冠馬(2014年4月20日、NHK総合)
  • 平成教育委員会
  • サンデーモーニング(2015年7月26日・8月9日、TBSテレビ)
  • カルテット(2017年、TBSテレビ) - 綿来欧太郎 役

ラジオ

  • すっぴん!(2012年4月6日 - NHKラジオ第1放送 金曜日パーソナリティ)

CM

  • ソニー ワープロ PRODUCE(1988年)

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • 高橋源一郎 (@takagengen) - Twitter
  • 言語表現法 担当|高橋 源一郎 | 明治学院大学国際学部国際学科
  • ラジオデイズ アーティストプロフィール / 高橋源一郎
  • ブックショート インタビュー 2015.4.10


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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